« 三歳児に税垂れ流す大阪市 | トップページ | 国挙げて事実隠蔽するコリア »

正論の先にお役所の高い壁

告発、動かぬ厚労省「隠蔽される」 元教授、実名で会見
 アルツハイマー病研究の国家プロジェクト「J―ADNI(アドニ)」で、データ改ざん疑惑が浮上してまもなく1カ月。厚生労働省は東大に調査を丸投げし、疑惑解明に及び腰だ。「動かぬ厚労省」に業を煮やし、昨年11月に内部告発メールを送った研究者がついに実名での記者会見に踏み切った。
■「国際的信用を失う」
 「このままいくと隠蔽(いんぺい)される。心配になった」
 主要メンバーとして改ざん疑惑を見つけ、告発メールを送った脳血管研究所教授の杉下守弘・元東大教授は3日の会見で、実名を明かして真相究明を訴えるに至った心境をこう語った。
 当初は表舞台で訴えるつもりはなかった。だが、厚労省は告発メールを研究責任者の岩坪威東大教授に転送し、杉下氏が告発したことが研究者らの間に知れわたった。さらに岩坪教授が報道関係者や研究者らに向けて杉下氏の人格を批判し、杉下氏が人間関係のもつれから告発に踏み切ったとの見方が厚労省内や学界に広がった。(以上(朝日新聞2014年2月4日08時08分)より引用)
http://www.asahi.com./articles/ASG235FX9G23UUPI009.html

 国家プロジェクトにおけるデータ改ざん疑惑について、内部告発メールを送った元教授が、実名で記者会見に踏み切ったそうだ。
 お役所というものは、書類の種類だけ揃っていれば、それで事務処理が済むので、余計なことは、東京大学に調査を丸投げしたのだろう。しかし、大学には強制捜査権がないので、最後は良く分からなかったで済まされることだろう。これについては、私も実際に経験したことだ。また、厚労省は、告発メールを研究責任者に転送して、誰が内部告発をしたかまでばらしてしまっている。これも、私は某市に投書した内容をその相手に私の名前まで漏らされた上、その相手から、それを取り下げなければ嫌がらせをするという恐喝を受けた。お役所にとっては、自分たちさえ良ければ、個人情報漏洩をしようとも平気なのだ。それは、個人情報保護法というザル法のお陰だ。個人情報を漏らしても、その行為だけでは処罰されないようになっている。個人情報を漏らしたことを所轄官庁から注意を受けて、それでも続けて個人情報を漏らして、初めて個人情報漏洩としての罪が問われるのだ。
 事なかれ主義のお役所には、実名で公にしても、組織の論理で自分たちの都合の悪いことは、簡単に隠蔽するのだ。さらに、税金の無駄遣いでも、個人の横領で無い限り、罪が問われることはないのだ。このデータ改ざん疑惑も、マスコミがずっと追って、逐次世間に知らしめない限り、この元教授の正義感あふれる実名による記者会見も無駄に終わってしまうだろう。(No.4009)

|

« 三歳児に税垂れ流す大阪市 | トップページ | 国挙げて事実隠蔽するコリア »

公務員」カテゴリの記事

危機管理」カテゴリの記事

「学問・資格」カテゴリの記事

川柳」カテゴリの記事

犯罪」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/178552/59068922

この記事へのトラックバック一覧です: 正論の先にお役所の高い壁:

« 三歳児に税垂れ流す大阪市 | トップページ | 国挙げて事実隠蔽するコリア »