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日本でもアメリカナイズする民事

「横専用」手すりを縦に…転倒骨折で賠償命令
 「横付け専用」とパッケージに注意書きのある手すりを縦に設置して壊れて転倒し、けがを負ったとして、福岡県宗像市の女性(75)が、製品を輸入販売した商社「ハイロジック」(本社・大阪)に約3100万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が5日、福岡地裁であった。
 山口浩司裁判官は「使用者が縦付けにすることも予見できた」として、同社に約900万円の支払いを命じた。
 判決によると、女性は2009年11月、寝室から土間に下りる際に手すり(長さ約60センチ)をつかんだところ、手すりを壁に取り付ける金属製の付け根部分が壊れて転倒。胸椎を圧迫骨折するけがを負い、約20日間入院し、通院期間も1年以上にわたった。(以上(2013年7月7日15時18分読売新聞)より引用)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130706-OYT1T00248.htm

 誰が付けたのかは明らかにされていないが、横付け専用と注意書きのある手すりを縦に設置して、倒れて転倒したとして福岡県の女性が、注意書きを付けて売っていた商社に求めた損害賠償請求の訴訟で、使用者が勝手に縦付けすることも予見できたと福岡地裁の山口浩司が900万円の支払いを命じたそうだ。
 この訴訟は、アメリカ以上のいちゃもんとしか思えない。アメリカでは注意書きに記載されていないからということで訴訟が起きているが、注意書きに書いていても勝手に、設計を無視した使い方をしても、損害賠償が得られるというのだから、販売会社は日本では何も売れないということになるだろう。それにしても、この訴訟では、注意書きを無視して縦に付けた人間の罪が問われていないのは、司法の中立から言ってもおかしな判決だと私は考える。
 損害賠償の支払いを命じられた商社は、誰が注意書きを無視して縦に付けたかを争点にして、損害賠償請求訴訟を起こすべきだと私は考える。この商社が取り付けた訳ではないのだ。(No.3698-3)

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