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校長がまだ校長でいる不幸

大津自殺当日、いじめ指摘の報告文書を校長無視
 いじめを受けた大津市立中学2年の男子生徒が自殺した問題で、この学校の校長が昨年10月の自殺当日、「いじめがあった」と記された文書「生徒指導連絡書」を生徒指導担当教諭から受けたのに、市教委に報告、提出していなかったことがわかった。
 学校はほかにも、追加の全校アンケートの詳細や、全教諭対象のアンケート結果を遺族に伝えていなかったことも報告しておらず、市教委は内部に設けた「市いじめ対策検討委員会」でこうした経緯を詳しく調べることを決めた。
 連絡書は、校長が生徒指導担当教諭に、男子生徒の自殺前の状況をまとめさせた。男子生徒が同級生から校内のトイレで暴行を受けたとされる件について、「これはいじめ行為。加害、被害の両生徒とその保護者を呼んで指導する」などと書かれていた。
 連絡書は、滋賀県警が、男子生徒への暴行容疑の関係先として学校を捜索した際に押収した資料の一つで、コピーが最近、同市に渡されて初めて、市教委はその存在を知ったという。
 校長は「連絡書は学校の見解を示す公式文書ではなく、報告は必要ないと判断した。当時は『いじめがあった』との内容は間違いだとも思っていた」と説明。市教委は「生徒の自殺という重大事案の後、もっと敏感になって相談してくるべきだった」としている。(以上(2012年9月19日14時33分読売新聞)より引用)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120919-OYT1T00782.htm

 大津市の自殺事件は、校長の不手際によって引き起こされた事件の様相が強くなってきた。
 いじめの報告が「生徒指導連絡書」によって事前に生徒指導の担当教諭から校長に情報が上がっていたにもかかわらず、校長は無視していたのだ。さらに、校長は教育委の調査にもその資料を出さずに隠蔽するなど悪質きわまりない、自分の立場を守るしか考えていない人物であることが明確になった。校長は、そのような情報は公式文書ではないので報告する必要はないとまで開き直っているが、このような校長を据えておくこと自体、何一つとして生徒にメリットはなく、デメリットというよりも存在悪だ。
 ここまで、犯罪行為に近いことをやっても、校長のままで居続けられる現行制度にも、大きな問題を含んでいる。このような自殺などの事件が起こった場合、一時的にでも校長の代行をして、調査する全権限を持った人間を学校に派遣し、泥棒に泥棒をしたかと靴底を掻くようなことをせずに、利権に関係のない人間で素早く問題の根本に迫ることが必要ではないだろうか。
 そして、この校長には、懲戒免職という名誉ある撤退をさせるべきだ。(No.3422-4)

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