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フクシマでまだ懲りてない保安院

大飯原発地下の断層、保安院が活動の可能性否定
 政府が再稼働を目指す関西電力大飯原子力発電所3、4号機(福井県おおい町)の敷地の地下にある断層が活動する可能性を専門家が指摘した問題で、経済産業省原子力安全・保安院は7日、「断層の上にある地層は変形しておらず、活動性はない」と否定した。
 同日の記者会見で森山善範・原子力災害対策監が述べた。(以上(2012年6月8日10時03分読売新聞)より引用)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20120608-OYT1T00293.htm

大飯原発敷地内 破砕帯は活断層か
 政府が再稼働を目指す関西電力大飯原発3、4号機(おおい町)で、敷地内を通る「破砕帯」と呼ばれる断層について「活断層の可能性が否定できない」との調査結果を渡辺満久・東洋大教授(変動地形学)と鈴木康弘・名古屋大教授(同)がまとめた。関電や国はこの破砕帯について「活動性はない」と結論づけているが、大飯3、4号機の安全性を独自で検証している「県原子力安全専門委員会」で今後の検討課題の一つになる可能性もある。(藤戸健志、久米浩之)
 破砕帯は断層運動などで砕かれた岩石が帯状に延びたもの。渡辺教授らが指摘する破砕帯は、2号機と3号機の間の地下を南北に通る「F―6破砕帯」(長さ約900メートル)。
 同破砕帯について関電は1985年に国に同3、4号機の設置許可申請を提出する際に、断層面を掘り出す「トレンチ調査」を実施。坑内南側で破砕帯を覆う地層に変位がないことから「12~13万年前以降に動いた活断層ではない」と判断し、経済産業省原子力安全・保安院も2010年の耐震安全性再評価で関電の評価結果を改めて「妥当」と評価している。
 一方、市民団体の依頼で資料を分析した渡辺教授は「トレンチ調査の断面図を見ると同じ坑内の北側でF―6破砕帯を覆う地層が上下にずれているように見える。粘土が含まれていることも断層活動があった可能性を示す」として「活断層である可能性が否定できない」と指摘している。
 渡辺教授は取材に対して「大飯原発周辺にある海底活断層が動くと敷地内の破砕帯も連動して動く可能性がある。原子炉直下を通る破砕帯もあり、詳しく調査するべきだ」と話した。
 関電は「3、4号機建設前の調査で破砕帯の存在は確認しているが、いずれも短い。最大のF―6破砕帯はトレンチ調査も行っているが耐震設計上考慮すべき活断層ではないことは確認済みだ」と述べた。
 県原子力安全専門委員会の委員の1人は、読売新聞の取材に「再稼働の是非がこれだけ注目されている中で、一般が納得するような安全性判断をするためには、検討しなければならない問題だと思う」と話した。(以上(2012年6月8日読売新聞)より引用)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/news/20120607-OYT8T01383.htm

 野田豚総理が、どんな責任を取る気なのか分からないが再稼働を認めた大飯原発の敷地内に活断層がある可能性を専門家が指摘している。
 原子力安全不安院は、関電の調査結果を元にこれを否定した。しかし、原子力安全不安院に地質学のエキスパートが居るのだろうか?原発の構造についてもド素人集団であることは福島原発菅災で実証済だ。まして、原発設置の地質調査は事業者に義務づけられている。原子力安全不安院は、その報告書を見るだけで自ら調査する能力など持ち合わせていない。福島の津波の想定も、想定したくないという役所と事業者の意志から、想定外にされたという教訓が全く活かされていない。活断層の可能性があるのならば、専門家による再調査を実施するというのが筋だろう。再調査もしないで、何かあった時に想定外では済まされないことだ。
 また、活断層の調査を事業者に義務づけているのも問題だ。事業者の息のかかった学者が調査するのではなく、専門家による第三者委員会を設置し、第三者委員会が調査・報告をするようにして、事業者は調査・報告に掛かった費用負担をさせるように変更すべきだろう。
 野田豚の原発再稼働ありきに、原子力安全不安院も逆らえないのだろう。不退転のためには不都合に目を瞑る野田豚のやり方ももうすぐ終焉を迎えることだろう。(No.3319)

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1 :◆PENGUINqqM @お元気で!φ ★:2012/06/08(金) 22:16:41.71 ID:???0政府が再稼働を目指す関西電力大飯原発3、4号機(おおい町)で、敷地内を通る「破砕帯」と呼ばれる断層について「活断層の可能性が否...... [続きを読む]

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