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自民を巻き込み強気になる総理

小泉元首相の手法、ふさわしくない…首相
 衆院予算委員会は6日午前、野田首相と関係閣僚が出席し、社会保障・税一体改革に関する集中審議を行った。
 首相は、民主党内の消費税増税に反対する議員への対応について、「小泉元首相(の郵政民営化)のように抵抗勢力を作るやり方はふさわしくない。一体改革は、どうやって共通理解にもっていくかが問われている」と述べ、党内の合意形成や融和を重視する考えを示した。自民党の野田毅氏が、増税に反対する小沢一郎元代表グループを念頭に、「従わない勢力とたもとを分かつ腹構えはあるか」と質問したことに答えた。
 首相は、パートなど短時間労働者への厚生年金や健康保険の適用拡大に関して「成案を得て、法案を提出できるよう努力したい」と述べた。パートへの適用拡大には、業界団体などの反発を受け、民主党内に慎重論が広がっている。(以上(2012年3月6日12時06分読売新聞)より引用)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120306-OYT1T00540.htm

 自民党総裁の谷垣殿と行ったとされる密談により、弾みの付いた野田総理殿は、小泉元総理殿の郵政民営化のような手法は採らないとご答弁されたのでござりまする。
 しかしながら、小泉元総理殿は、「郵政民営化に反対ならば自民党をぶっ壊す」と仰いましたが、自民党殿を分裂させることなく、郵政民営化を成し遂げられたのでござりまする。さすれば、どのような方策によって、民主党内の反対勢力殿をご説得されるのでござりましょうか。これこそ、総理以前の民主党代表殿としてのお仕事のように思われるのでござりまする。野田総理殿は、党内の熟議の上で全員一致で、一体改革が指示されたとおっしゃっているのでござりますが、それならば、民主党内でなぜ総理殿のお考えに反対なさる方が出てくるのでござりましょうや、摩訶不思議としか言いようのない状態にござりまする。
 また、パートなどの短時間労働者の厚生年金や健康保険の適用拡大には、不退転とは仰いませんでしたが、努力したいと仰ったとのことでござりまする。当然のことながら、雇用主としては、保険料の半額を負担するという重大な経営判断を求められることにござりまする。これまでパートは、所得税や健康保険の保険料を支払わない範囲というのが、一つの守る暗黙のラインがござりました。そのために、年度末になると、就業時間を調整なされるお方もあったのでござりまする。しかし、今回の適用拡大をされることになれば、パートの労働時間をこれらの制度の提要範囲以内に、経営者殿によって抑えられるのではないかと危惧するのでござりまする。パート従業員の労働時間を削っても、この世の中、不景気でござりますので、代わりになる人を雇用することは容易なことにござりまする。雇用拡大と申し上げればそうかも知れませんが、パートの収入の激減は、これからの大問題になっていくように感じる次第でござりまする。
 民主党殿の政治は、「風が吹けば桶屋が儲かる」ではございませぬが、風を実際に吹かしてみないと世の中がどうなるかもご想像できない面々が、政に携わっているのでござりまする。(No.3225)

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