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原子力村で庇っている調査

保安院・菅前首相の対応が混乱助長…事故調
 東京電力福島第一原子力発電所事故に関する政府の事故調査・検証委員会の中間報告は、経済産業省原子力安全・保安院などの政府機関が危機への対応力や互いの連携を欠いたまま、事故対応にあたっていた姿を浮かび上がらせた。
 来年4月の原子力安全庁(仮称)発足に向け、教訓とすべき点も多い。
 「能動的に対応して情報を収集・把握するという自覚と問題意識に欠けていた」。報告書は今回の事故で、保安院が監督官庁としての機能をほとんど発揮できなかった点を厳しく指摘した。
 事故後、官邸に設置された原子力災害対策本部の事務局を務めたのが保安院だ。現地や東電からの情報収集の中核となるはずだった。
 ところが、事故発生当初、保安院が専ら頼りにしたのは、派遣されてきた東電社員が携帯電話で本店から聞き取る情報だった。本店はテレビ会議システムを通じ、同原発の対策本部とリアルタイムで情報を共有していた。だが保安院は約600メートル離れた東電本店に職員を差し向けもしなかった。
 保安院が満足に状況を把握できなかったことが、官邸が直接、東電幹部や同原発と連絡を取り合う一因となったとみられ、指揮系統の乱れを招いた。
 原発のお目付け役となる保安院の原子力保安検査官も危機に対処する気概を欠いていたと言わざるを得ない。事故当時、同原発には検査官が4人いたが3月12日午前5時頃、一度退避した。翌朝、原発に戻ったが、14日昼前に3号機の水素爆発があったため、同日夕に再び原発を離れた。
 保安院の東電への指示についても、報告書は、そのほとんどが「正確な情報を早く上げてほしい」というもので、「現場の意思決定に影響を与えることはほとんどなかった」と辛辣(しんらつ)な評価を加えた。
 保安院の原子力発電検査課長だった西脇由弘東大客員教授は「過酷事故に対しては、広範囲にわたる十分な知識がないと対応できないが、保安院が日頃行っている安全規制は、過酷事故を防止するための規制が主体で、緊急時に対応できる人材や知識が不足していた」と話す。報告書は保安院を引き継ぐ形で発足する原子力安全庁の課題として、「緊急時における助言・指導ができる専門能力」の育成を挙げた。
 報告書が次に強調したのは、菅首相(当時)が関係機関とのコミュニケーションを欠いたまま重要な判断を行い、混乱を助長したことだ。(以上(2011年12月27日15時19分読売新聞)より引用)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111227-OYT1T00227.htm

 原発菅災の表向きの調査をやるだけと思われた政府の事故調査・検証委員会の中間報告で、歩く国賊・菅直人の無能さや安全不安院のいい加減さが、明らかになっていた。
 身内の調査でこれだけの調査結果が出るのだから、国会に設置した調査委員会ではもっと菅直人や安全不安院の犯罪行為が実証されることだろう。しかし、政府の事故調査・検証委員会は、歩く国賊・菅直人以下当時の官僚の事情調査はまだ行っていない。やっても最低限にしかしないらしい。歩く国賊・菅直人など国会を抜け出してお遍路に行くだけの時間的余裕があるのに、事情聴取がされていないのは、やはり政府の調査機関だからだろう。
 もう一点、許されない輩が現れた。それは、東大客員教授の西脇由弘だ。不安院の原子力発電検査課長時代に、きっちり仕事をしていればこのような災害は未然に防げた立場にいながら何もせず、東大に天下ったら、好き勝手ほざくばかりか、安全不安院に代わる原子力安全庁の焼け太りを狙った発言をしている。原発菅災に対しまともな対応ができなかった現在の原子力不安院の輩を横滑りさせて、原子力安全庁にいれることは、これまで通りいい加減な仕事が染みついた奴が改心して仕事をまともにするという性善説に立ったものだろうか。新しい組織を作るのであれば、腐った組織の人間は、全員解雇して新しく作る直すのが筋ではないだろうか。まさか、原発菅災時に原発から逃げた検査官も横滑りなどということになるのだろうか。それに、西脇由弘ような原発村の評論家などを血税で養わなければならないのだろうか。立場変われば言うこと変わるような輩が、評論を並べることが民主主義なのだろうか。
 事故調査を行うのならば、誰の無作為行為でこのような事態に陥ったか、不安院を離れた退職者も含めて、洗いざらい調査を行い、その刑事責任を問うべきではないだろうか。(No.3155)

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