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非常時には自己責任と言う細野

原発周辺、国の指示なしで即避難の地域指定へ
 細野原発相は1日、滋賀県米原市で講演し、原子力発電所周辺で防災対策を重点的に強化する地域(EPZ)について、現行の「原発から半径8~10キロ・メートル圏内」から拡大させる必要があるとの考えを示した。
 具体的な拡大の範囲などは、今月中に方向性が示されるとの見通しも示した。細野氏は「EPZは拡大の方向に行くことは間違いない」と述べた。
 また、EPZより原発から近い地域を新たに「予防的措置範囲」(PAZ)に指定し、事故の際は国などの指示を待たず、直ちに避難することができるようにするべきだとの考えも表明した。(以上(2011年10月1日23時48分読売新聞)より引用)
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866921/news/20111001-OYT1T00713.htm

 細野原発相は、福島第一原発の事故を受けて、原発事故の際には自己責任で逃げろという「予防的措置範囲」(PAZ)を定めることを示唆した。
 「国の指示を待たず、直ちに避難」という言い方は、一見良いようにも受け取れる。しかし、細野の脳みそには、福島第一原発の事故の教訓が何も残されていないとも言えるだろう。まず、直ちに避難というが、自動車などの移動手段を持っている人なら可能だろうが、そのような手段を持たない例えば高齢者はどうしろと言いたいのだろうか。自動車でも、てんでんばらばらに避難をすれば、大渋滞を起こして緊急車両も身動きが取れなくなる。さらに、風向きを考えて逃げないと、今回のように結果として住んでいる所よりも放射線量の高い地域に逃げることもあるうるのだ。また、今回の原発菅災においても、国が定めた無意味な同心円で決められた範囲外の人が自主避難をしても、東電は勝手に避難をしたという理由で、補償対象ともしていない。
 もし、原発事故が発生した場合を想定して、どのようにして安全にかつスピーディーに避難できるかを検討し、それをシステム化するのが責務ではないだろうか。さらに、SPEEDIのデータで、どの方角に逃げるべきかを住民に伝えるのも責務だ。
 国が本来負わなければならない責務を放棄する細野豪志に原発相としての認識があるのだろうか。何事も他人事で済ます民主党政権の権化と言っても良かろう。野田内閣は、政権末期に余計なことを多数決めた菅無能内閣の反省に立って、余計なことをせずに、選挙管理内閣に徹するべきだ。「三度目の正直」よりも「二度あることは三度ある」と野田内閣を考えた方が賢明だ。(No.3070)

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