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真実は国民よりも報告書

核燃料、圧力容器貫通の可能性…政府が報告へ
 東京電力福島第一原子力発電所の事故について、政府が国際原子力機関(IAEA)に提出する報告書の全容が7日明らかになった。
 報告書は、破損した1~3号機の原子炉圧力容器の底部から溶融した核燃料が漏れ出し、格納容器内に堆積している可能性を指摘した。
 格納容器まで溶けた核燃料が落下する現象は「メルトスルー」(原子炉貫通)と呼ばれ、「メルトダウン」(炉心溶融)を上回る最悪の事象。これまで圧力容器底部で、制御棒の貫通部などが破損し、高濃度の放射性物質を含む汚染水が漏出したことは明らかになっていたが、政府が公式にメルトスルーの可能性を認めたのは初めて。
 また報告書は、原子力安全規制の行政組織が縦割りで、国民の安全を確保する責任が不明確だったと認め、原子力安全・保安院を経済産業省から独立させ、原子力安全委員会なども含めて、体制を抜本的に見直す方針なども打ち出した。(以上(2011年6月7日14時30分読売新聞)より引用)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110607-OYT1T00646.htm

 福島第一原発の菅災において、長い間情報統制によって「メルトダウン」を隠してきた政府は、IAEAの報告書では、メルトダウンを越えた「メルトスルー」の可能性に言及している。
 これも、被災者がパニックに陥らないようにという配慮からだろうか。それよりも、隠し続けたのは、アメリカが80キロ以内立ち入り禁止にした処置に反して、メルトダウンを認めず避難区域を同心円の20キロ以内と放言した政府の責任追及を逃れるためだろうか。「メルトスルー」にしても、原子力安全・不安院は東京電力よりも詳細なシミュレーションを行ったとほざいているが、このシミュレーションに何時間かかったのか明らかにしていない。とても、震災発生から2日までの計算で、3か月近く掛かるとは思えないし、3か月も掛かるシミュレーションを行ったとしても、初期値自体が正確な数値ではないので、そのようなシミュレーションなど無意味だ。原発事故調査・検証委員会を発足させたと言うが、内閣府の中でどれだけの仕事ができるのだろうか。全てのデータに対して、何時の時点で入手し、どのような経路と時間で、官邸内に伝わったかを明らかにするべきだし、国賊・菅直人は自分が証言してもよいとほざいているが、原発事故調査・検証委員会の聞き取り調査には、嘘偽りを答えたことが後で分かった場合、偽証罪を厳密に適用するようにすべきだ。簡単に、記憶違いとほざく奴らを調べるにはそれ位の権限を与えなければ、真実は明らかにならないだろう。
 原発事故調査・検証委員会のメンバーに、地震評論の大家である前京大総長の尾池和夫が入っている。是非とも、「自分には優しく他人には厳しい」尾池の真骨頂を示して貰いたいものだ。(No.2955)

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