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法律は無視して走る高齢者

トラックの64歳逮捕
 23日午前10時35分頃、安中市下磯部の市道交差点で、軽乗用車とトラックが出合い頭に衝突。軽乗用車は大破し、乗っていた夫婦2組が病院に運ばれたが、運転していた安中市古屋、無職中村正二さん(80)、妻のみつ江さん(80)ら3人がまもなく死亡した。安中署はトラックを運転していた同市下秋間、鉄工所社員中島穣治容疑者(64)を自動車運転過失傷害容疑で現行犯逮捕し、容疑を同致死に切り替えて調べている。
 ほかに死亡したのは、みつ江さんの兄で横浜市南区東蒔田町、無職桜井三郎さん(82)。妻のツル子さん(80)は肺挫傷などの重傷を負った。中島容疑者にけがはなく、トラックに同乗していた、同じ会社に勤める次男(28)が軽傷を負った。
 現場は見通しの良い十字路で信号はない。一時停止線は軽乗用車側にあった。
 中島容疑者は調べに対し、「仕事でよく通る道で、相手が止まってくれると思ったが止まらなかったので驚いた」と供述している。
 桜井さんらは、法要のため安中市内を訪れており、23日は、市内の病院に入院しているみつ江さんの姉を見舞った後、桜井さん夫婦を長野新幹線・安中榛名駅に送る途中だったという。
 事故当時、農作業をしていた近くの男性(78)は「ドカーンという大きな爆発音が聞こえて田んぼに目をやると、田んぼに突っ込んだトラックが見えた。怖かった」と話した。
     ◇
 中村みつ江さんの幼なじみの安中市原市の主婦(78)によると、中村さん夫妻は、5年前に横浜市内からみつ江さんの出身地の安中市内に引っ越してきて、みつ江さんの姪と3人で暮らしていた。
 みつ江さんは、2日前に女性の家を愛犬と訪れ、「年を取ったけれど、残りの人生楽しみましょうね」と笑顔で話していたという。女性は「亡くなったなんて信じられない。あの会話が最後の言葉になってしまうとは……」と涙を流していた。(以上(2011年6月24日読売新聞)より引用)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20110624-OYT8T00056.htm

 高齢者の一旦停止無視による交通事故で、衝突された車の運転手が逮捕された。
 道路交通法では、相手の違法行為による事故でも、車が動いていれば法律を守っていた方も、過失責任を問われる。違法行為がなければ、事故は起こっていないという解釈はされない。今回、一旦停止を無視した車に衝突された容疑者も、その場に居合わせたために逮捕されたと言っても過言ではない。それよりも、交通法規を守らない高齢者に運転免許証を与えている警察に過失責任があるように私は感じる。最近、高齢者の信号無視、一旦停止無視で危うく事故に巻き込まれそうになったことが、一度や二度ではない。クラクションを鳴らすと、当該高齢者は何か文句があるのかと言う顔で睨んでいる。この事件も、言い方を変えるとボケ爺からの貰い事故と言っても過言ではないし、それで、逮捕された容疑者も堪ったものではないはずだ。新聞記事では、犯罪を犯した方が亡くなっているので「さん付け」となり、とばっちりを受けた方は「容疑者」だ。
 高齢者の免許更新前には、教習コースでの実技試験が義務づけられている。しかし、免許試験のように、どのような違反行為があろうとも、落とされることはない。新聞の投書欄にも書いてあったことだが、信号無視や一旦停止をせずに、教官が補助ブレーキを踏んでも、免許を取り上げられることはないのだ。そして、警察は、実際に路上で軽微な事故を起こした時に、免許の取り上げを考えると言う方針だ。電柱に自爆するなど他人に迷惑の掛からない事故ならまだしも、高齢者の違法行為がこのような重大な事故を引き起こすこともあるのだ。
 このような重大事故がない限り、お役所は動かないが、この事故をきっかけにして、高齢者の免許更新前の実技講習は、仮免許と同じ採点基準の試験に切り換えるべきだ。当然、仮免許の合格基準に達しない高齢者には、有無を言わさず免許の更新をしないと言う法改正が必要だ。免許証とは、一定の技術と法知識を備えていることが条件の筈だから、当然のことではないだろうか。(No.2975)

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コメント

(高齢者朝から元気3杯目)
 例えば、このくらいの元気でもなくては、(税金にたかる国賊国造り)の国では生きていくのが大変でしょ。 法令を守らないのは老人や国だけでなく、若者も総〇億人の我が亡国になりつつ国ならの様相ですが。
 確かに年を取るということはうっかりも増えるのは当然です。しかし一部の若者が道徳観の中で運転してるとも言い難いのではそしてうっかり運転などしないとも。本等の意味で車が必要な高齢者は現在相当な数[なんといっても福祉など設備がなくても高齢者の保険税だけを取っているのですから、別口で。なので自分で運転をするように、仕組まれているのですから。
。高齢者が法令を守らないのではない。と言いたいのです。
 公僕は我が身を守るためや、懐を温めるための法律は巧みに作りますが。国民の為や秩序など考える暇もありません。この件は高速での事故ではありませんが、例えば高齢者に高速運転不可などの条件を加えたりなど… 

投稿: 山本 町子 | 2012年5月 3日 (木) 22時24分

山本町子様
 書き込みありがとうございました。
 私が車を運転していて、ひやっとさせられるのは圧倒的に高齢者の車で、さらに言えば、高齢者のマークを付けていない車です。ご本人は、車の運転に自信を持っておられるのでしょうが・・・マークを付けておられる車ならそれなりにこちらも注意をして運転するので、ひやっとすることもほとんどありませんが。
 私のブログを良く読んで貰えば、分かると思いますが、私の意見は、高齢者の免許書き換え時の高齢者運転教習を単なる教習ではなく、公道を運転しても良い最低限度の運転技術と道交法の知識があると認定される仮免許の試験を課すことです。
 仮免レベルの技術を持っていない人が、昔取った杵柄で公道を走ること自体、怖ろしいことだと私は考えます。社会が悪いから人を轢いても仕方のないことでしょうか?

投稿: 獏眠 | 2012年5月 4日 (金) 09時09分

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