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気配りができぬ総理の指導力

菅首相、辺野古「ベター」発言への批判に釈明
 菅直人首相は18日、沖縄県嘉手納町で、沖縄訪問を締めくくる記者会見をした。米軍普天間飛行場の同県名護市辺野古への移設を「ベターな選択」と発言して、県側から批判されていることについて「基地負担の軽減にもつながるので、ぜひ皆さんにも考えていただきたいという趣旨で申し上げた」と釈明した。
 首相は「沖縄の皆さんが県外・国外を望んでいるのはわかるが、現在の国際情勢や実現性を考えたとき、辺野古案は多くの点で普天間の危険性を大きく除去することになる」と述べ、日米合意を進める姿勢を改めて強調した。移設に伴って在沖縄海兵隊約8千人のグアム移転が進むことも指摘した。
 一方で、来春に予定している訪米までに普天間問題が決着しない場合の日米同盟への影響については、「同盟深化の方向性がより進むことが重要。そこ(普天間問題)にだけ焦点が集まるのではなくて、もっと幅広い日米関係の深化の大きな一歩にしたい」と述べた。 (以上(朝日新聞2010年12月18日21時9分)より引用)
http://www.asahi.com./politics/update/1218/TKY201012180238.html

 本免許皆伝を受けたつもりでいる菅直人は、足らない脳みそで日本中に独断を押し付け始めた。
 菅直人は、「独断=リーダーシップ」という大きな勘違いをしているようだ。まず、菅直人の完全に欠如している能力として「気配り」が挙げられるだろう。今回の沖縄訪問においての沖縄県知事との会談にしても、「これだけ、沖縄に財政の配慮をするから、辺野古移転は我慢しろ」というニュアンスにしか取れない。これまでの沖縄の歩んできた歴史など全く考慮していない。沖縄の人々に対する気配りが少しでもあれば、「ベター」などという表現も出なかっただろう。相手の立場を考えて、議論しなければ何の進展もない。自民党政権時に、長い間かけて「辺野古移設」を政府と沖縄県で話し合い、ようやく「辺野古移設案」という妥協案が出来上がった。しかし、過去の経緯も知らない民主党政権に変わり、「最低でも県外」というマニフェストによって、自民党政権の積み上げた努力は水泡に帰した。最大の戦犯は、もちろん鳩山由紀夫だ。政権最後に、移転先を辺野古に押し付けて、さっさと政権を投げ出してしまった。過去の経緯が分からないならば、石破元防衛相にそれを聞いても良かったのではないだろうか。
 また、特に菅政権になってから、さまざまな発言に対して、『撤回・釈明・こじつけ』が行われてきた。日本の最高責任者のお歴々が、良く考えもしないで放言して、反応が悪ければ、撤回すれば済むと言う考え方自体、無責任だ。国会の発言でも、議事録から抹消で済まされる。それほど、政治屋の言葉という物は軽いのだろうか。どこに、一度言ったことを翻して、信用が保てる社会があるのだろうか。永田町特有の文化といっても良いのではないか。「責任を持った発言=気配り」だ。その訓練もできていない輩が、政権を握り締めているから、日本が日々おかしくなっているのではないだろうか。
 「相手の立場に立って考える」ことについて、菅直人は仮免未満であることを認識すべきだが、60歳を過ぎた頭で新しいことを取り入れようとしても無理な話だ。それよりも、解散・総選挙で下野して、以前の民主党のように外野から吠えることに徹した方が良いのではないだろうか。敬称略(No.2795)

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コメント

日本人には、意思がない。が、恣意 (私意・我儘・身勝手) がある。
英米人は恣意の人を相手にしない。
'Shame on you!' (恥を知れ)と一喝して、それで終わりである。
恣意の人は、子供・アニマルと同等である。

子供・アニマルの状態になるのは、日本人としても恥ずかしいことである。
だから、普段は胸のうちに秘めている。
いずれにしても、腹の底にたまっていて、公言できない内容である。

言葉にするのをはばかられる内容であるから、言外の行動に出る。
それで、本人は、わけのわからぬ暴動を起こす。
この問題に対処するには、本人のリーズン(理性・理由・適当)を理解するのではなくて、周囲の者の察しが必要である。
察しは、他人の勝手な解釈であって、本人の責任とはならない。

その内容を「真意は何か」と言うふうに、本人に問いただすこともある。
言外の内容は、言語を介しては通じにくい。腹を割って話さなくてはならない。
日本人といえども、恣意の内容は公言をはばかられることである。
恣意の実現のためには、赤子になったつもりで、皆の衆に甘えさせてもらうものである。
こうした人情話をするには、是非とも談合が必要である。

英米人は、リーズンを求めている。
英語で答えるときは、リーズナブルな内容を提出しなければならない。
以心伝心・言外の内容などを求めていない。
'Be rational!' (理性的になれ) にも、'Shame on you!'にも意味がある。
日本語の理性には意味はなく、恥も英語の内容とは違ったものになっている。

だから、英文和訳の方法により英米文化を取り入れることは難しい。
日本語による英語教育の振興にも限界がある。


http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/
http://page.cafe.ocn.ne.jp/profile/terasima/diary/200812

投稿: noga | 2010年12月19日 (日) 11時18分

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