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常識が無くて損しただけのこと

「円天」被害者108人、損賠6億円集団提訴
 「円天」と呼ばれる疑似通貨を使った「L&G」(破産)の巨額詐欺事件に絡み、全国27都道府県の被害者108人が27日、同社の元幹部や元社員、元会員ら計79人に約6億2000万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。
 訴状では、同社の詐欺事件について「年利36%の高利をうたって2403億円を集め、史上最大規模の被害を生んだ」と指摘。他の会員を勧誘した元会員についても「L&G商法の違法性を認識していたことは明らかで、元幹部らと連帯して責任を負う」と主張している。
 同事件で組織犯罪処罰法違反に問われた同社元会長の波和二被告(77)は、東京地裁で懲役18年の判決を受け、東京高裁に控訴中。L&G被害対策弁護団によると、波被告は個人破産の手続き中のため、請求の対象外としたという。(以上(2010年10月27日13時01分読売新聞)より引用)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20101027-OYT1T00525.htm

 一儲け企んで、見事に騙された「円天」被害者が損害賠償請求を行った。
 「儲け話には裏がある」というのが現実化しただけの話だと私は思う。例え、営業を認められている証券会社の金融商品も元本を割り込むと言う損をする可能性があることは、常識だ。すなわち、銀行・郵貯の金利以上の儲け話には、必ずリスクが伴うのだ。日銀がゼロ金利政策を行っているのに、年利36%などと言う利益が真っ当な商売をしても出るものではない。誰かを騙すか、誰かが騙されるか、結論はその二つ以外には、考えられないのが常識だろう。
 先日、郵貯で「もっと利率の良い商品を紹介したいのでこちらへ」とケツポケットに電卓を入れた職員が、すり寄ってきた。「リスクがあるのでしょ」、「そう言うこともあります」、「ゼロ金利時代の貯金・預金は、タンス代わりに無料で金を保管して貰っている以上のことは考えていない」と言うと、すごすご引き下がった。
 郵貯でもこのような具合だから、もっと金利の高い商品ならば、この程度では引き下がらないだろう。「儲け話には裏がある」と言う常識があれば、いくら、言葉巧みに言い寄られても、このような詐欺には遭うことはないはずだ。円天の被害者に対して、可哀相などと言う感情は湧かない。『自業自得』だと私は感じている。(No.2743-2)

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