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泣き寝入りすればマツダの思う壺

【速報】マツダと元派遣社員が和解 団体交渉拒否問題
 マツダが元派遣社員3人との団体交渉を拒否したことをめぐり、3人が加入する広島県労連と地域労組ひろしまが広島県労働委員会に救済を申し立てた問題で、両労組は9日、労働委員会の勧告に基づき、マツダと和解したと発表した。
 県労働委員会は、マツダの雇用実態から法律に基づき、3人に直接雇用を申し込む義務があった可能性を認め、和解を勧告していた。(以上(中国新聞'10/9/9)より引用)
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201009090206.html

 東証一部上場とでありながら、労働者に対する遵法精神の欠片も無いマツダが、団体交渉拒否問題で元派遣社員と和解した。
 マツダが「直接雇用を申し込む義務」に違反した事案だが、これは、派遣労働者を3ヶ月-1日正規雇用をして派遣に戻すという違法行為に関連した事案だと考える。広島労働基準局は、この行為を違法行為として認定しなかった。違法行為として認定し、対象となる全派遣社員に対して、賠償処置を命じれば、このような事案は起こらなかった。
 それでなくても、立場の弱い派遣社員に対して、適切な対応をしなかったマツダに全責任があるが、その責任を追及し、自分の権利を守るためには、このように法的な対応を元派遣社員がしなければならない。自分で動かなければ、マツダの違法行為に泣き寝入りするしかない。
 これは、労働者の権利を守る労働三法があっても、マツダのようにいかに姑息に法をすり抜けようかと考える企業の労働者には、法的な対応は非常に高いハードルとなる。労基署が、マツダの顔を立てずに、もっと踏み込んでこの問題に対処していれば、元派遣労働者がこのような苦労をしなくても済んだはずだ。
 労基署は、遡ってでもマツダの違法行為を違法行為として認定し、その被害者の救済に当たるべきだ。当然、広島市民阻害球場の命名権は返上だ。(No.2697)

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コメント

とても魅力的な記事でした。
また遊びにきます。
ありがとうございます。

投稿: 派遣社員 | 2010年10月 8日 (金) 01時29分

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