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法相が裁判員に予防線

東京拘置所の刑場公開 千葉法相指示で実現
 法務省は27日、死刑を執行する東京拘置所(東京都葛飾区)の「刑場」を報道機関に公開した。写真と映像を伴うのは初めて。死刑制度の存廃論議や裁判員裁判に影響を与えるとみられるほか、執行する死刑囚の選び方や処遇の実態など、いっそうの情報開示を求める動きも強まりそうだ。
 民主党政権交代後、初の死刑執行があった7月28日、千葉景子法相は自ら執行に立ち会ったことを明らかにした上で、「国民的な議論に資する」と8月中に公開するよう指示していた。
 法務省は従来、「厳粛な場所で一般公開にはなじまない」とし、衆参両院の法務委員会の議員らの視察を除き、刑場立ち入りをほとんど許可していなかった。
 この日、立ち入ることができたのは(1)所持金品の扱いや遺言の有無を確認、宗教的な話をする「教戒室」(2)拘置所長が正式に執行を告知する「前室」(3)死刑囚が立つ踏み板とロープを掛ける滑車がある「執行室」(4)執行室の踏み板を作動させる三つのボタンが並ぶ「ボタン室」(5)検察官や拘置所長らが見守る「立会室」。(以上(2010/08/27 14:29【共同通信】)より引用)
http://www.47news.jp/CN/201008/CN2010082701000288.html

 千葉景子が守った唯一守った約束として、『刑場』公開は後世に名を残す仕事となったようだ。公開された刑場は、ドラマで時々見るシーンと大きく違っていないようだ。
 しかし、千葉景子の約束の遵守は、これから始まる死刑求刑が考えられる裁判員裁判への予防線のような気が私にはする。と言うのは、刑場公開によって、裁判員が死刑判決を出さないようにするためという恣意を感じる。確かに、一般国民の目からすると人が人を裁いて人の命を奪うと言う『死刑』と言う行為が残虐と映るかも知れない。しかし、犯人は、被害者の命をもっと残酷な、人権を無視した行為によって奪ったことを忘れてはならない。と言っても、私は死刑論者でも何でもない。単に『死刑廃止』だけを議論するだけで良いのだろうかと言う疑問を持っているだけだ。少なくとも、死刑廃止に代わる犯罪の抑止効果のある一生自由の身になれない『無期懲役』と共に議論されるべきだと考えているだけだ。逆に、千葉景子が行ってきた死刑執行書へのサインをしないと言う行為が、死刑確定囚に対して、プラスに働いているのだろうか。毎朝、刑務官の足音に怯える獄中生活を長期にわたって強いることは、とらえ方によっては死刑より残酷かも知れない。
 菅直人のままであろうと、小沢一郎が民主党代表になろうが、千葉景子は民主党代表選が済めばお払い箱だろう。今回の公開は、千葉景子の最後っ屁かも知れない。(No.2684)

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