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放火魔に温情などは不要なり

裁判員判決、控訴の被告「素人に量刑判断ムリ」
 現住建造物等放火罪などに問われ、さいたま地裁の裁判員裁判で懲役9年(求刑・懲役10年)の実刑判決を受け、東京高裁に控訴した古紙回収業玉上隆治被告(53)が16日、さいたま拘置支所で読売新聞の面会取材に応じ、「素人の裁判員に判断できるわけがない。裁判官だけでもう一度判断してもらいたい」と語った。
 控訴審は、裁判官のみで審理される。
 5日の地裁判決によると、玉上被告は4月24日、営業中の埼玉県新座市のパチンコ店にトラックで突っ込み、火炎瓶2個に火を付けて床などを焼損させた。判決を不服として、被告本人が13日付で控訴した。弁護側は「懲役4年が相当」と主張していた。
 取材に対し、玉上被告は「右も左も分からない裁判員に人が裁けるとは考えられない」と不信感を示し、「今回の判決が厳しいのかどうか、裁判官だけでもう一度確かめてもらいたい」と訴えた。
 また、「(量刑判断は)裁判員が入った影響が強いと思う。公判でうそは言っていないのに、主張が全く受け入れられなかった。自分が悪いことをしたのは承知しているが、厳しい」と話した。控訴審では、パチンコ店員の証言の誤りなどを訴えるとしている。
 この事件で裁判員を務めた男性(29)は、「確かに素人で法律は分からないが、みんな真剣に議論し、裁判官も含めて全員で判断した結果。いいかげんな判決ではない。裁判員のせいにするのは納得できない」と話している。(以上(2009年10月17日03時12分読売新聞)より引用)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091016-OYT1T01259.htm

 この被告が述べるような上告理由で、上告が受理されたとすれば、「裁判員制度」自体の根幹を問う問題だ。
 すなわち、選ばれた裁判員が、仕事や私事を返上して参加した「裁判員制度」では、真っ当な量刑が判断できないことを示している。また、東京高裁が、この戯けた上告を受理した時点で、東京高裁も裁判員制度を否定したことになる。この判決は、単に裁判員だけで量刑を決めたのではなく、裁判官含めての全員一致の結果だ。また、裁判員制度の判決自体、平均すればいわゆる8掛けというのは守られていると言う。このように、検察の求刑の8掛けではない判決があるという中で、8掛けになっていると言うことは、いわゆる大岡裁判になっていることを示していると思う。
 江戸時代ならば、放火は「市中引き回しの上獄門磔」しか刑罰が無かった。今でこそ、懲役9年であり、放火という大犯罪を犯したにしては、今の刑罰が軽すぎると思う。
 東京高裁の上告却下、及び最高裁への特別抗告も却下して、放火魔の罪を云々するのではなく、裁判官制度の重みを上告審も認めるべきだと思う。(No.2403)

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