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求刑も判決さえも甘すぎる

少年院元法務教官に実刑判決
 広島少年院(東広島市)で収容少年に暴行したとして、特別公務員暴行陵虐罪に問われた元法務教官田原克剛被告(43)=懲戒免職=の判決公判が19日、広島地裁であった。伊名波宏仁裁判長は懲役9月(求刑懲役1年6月)の実刑判決を言い渡した。
 元教官と元首席専門官の計5人が起訴された一連の事件で、判決が言い渡されたのは初めて。
 検察側は論告で、「主任の立場にありながら部下の暴行を暗に認めるなど、少年に対する暴行を容認する雰囲気を率先してつくった」と指摘。弁護側は「院内が荒れる中で規律維持のため、暴行が容認される傾向もあった」と執行猶予付きの判決を求めていた。
 田原被告は昨年3月と今年2月、収容されていた少年に「飲んで死ね」と言いながら口に洗剤の容器を押し当てるなど、計2人に暴行した。(以上(中国新聞'09/10/19)より引用)
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200910190222.html

 広島少年院で行われた法務官による収容少年に対する暴行についての判決が広島地裁で行われた。
 求刑の懲役1年6か月もさながら、判決の懲役9か月というのも、検察官・裁判官による公務員の依怙贔屓としか感じられない。特別公務員暴行陵虐罪ならば、刑法195条2項により、「7年以下の懲役又は禁錮」と言うのが、刑法の規定だ。更に、複数の犯行を重ねているであるから、アメリカの様に足し算にはならないが、1.5倍の10年6か月まで求刑できる筈だ。それを検察官・裁判官は、懲戒免職になっていると言うことで、社会的制裁を受けているとでも勘違いして、このような思い切り軽い刑を談合して、決めたようにしか思えない。また、判決は、求刑の半分という身内を庇う量刑としか言いようが無い。これこそ「公務員の公務員による公務員のための裁判」としか言いようがない。このように、検察官・裁判官の社会的常識の欠如を補うのが、「裁判員制度」だと考える。公務員の犯罪の裁判にこそ、「裁判員制度」を適用し、社会的な常識を判決に生かすべきだと私は思う。
 主任の判決が、この程度のものであれば、その手下で暴行を加えた輩など、今後、判決が出るだろうが、執行猶予の付いた軽い判決が出ても不思議ではない。(No.2304)

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