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大臣が責任力を否定する

公用車談合 金子国交相、自らの処分は行わない考え
 金子国土交通相は4日、公用車談合を巡る自身の監督責任について、「調査をきちんと経てから考える」とし、給与の自主返納など、大臣としての自らの処分を行わない考えを示した。同省では3年連続で官製談合が発覚しているが、金子国交相ら省首脳の監督責任は問われないまま政権交代を迎えることになる。
 07年3月に水門談合を巡って公正取引委員会から改善を求められた時は、当時の冬柴鉄三国交相が即日、大臣給与3カ月分の自主返納を表明。副大臣や政務官の政治家計5人と、事務次官、官房長の事務方首脳もともに給与の一部を返納した。
 公用車談合では6月に公取委から改善を要求されている。金子国交相は4日、「事案によってそれぞれ状況が違う。責任がどこにあるのかも公取委(の調査)ではよく分からず、きちんと調べて報告を求められている」と主張。現在も第三者委員会で関与した職員の調査が進んでいる点を強調した。
 同省の担当者は「大臣が自ら給与返納するか否かはその時々の大臣の判断による」としている。(歌野清一郎)(以上(朝日新聞2009年9月5日3時1分)より引用)
http://www.asahi.com./national/update/0905/TKY200909040438.html

 金子一義国土交通大臣は、9月16日朝までの任期でありながら、国土交通省の公用車談合の監督責任を放棄することを明言した。
 総選挙で、与党から野党に下野した自民党だが、政権公約の一つに「責任力」と盛んに麻生総理が宣伝していた。しかし、金子一義の行為は、既に自民党の公約を踏みにじる行為と言っても過言ではあるまい。それとも、政権の座から引きずり下ろされるのだから、「政権公約」は反古にすると言う宣言なのだろうか。金子一義は「調査をきちんと経てから考える」と言っているが、国土交通相を辞めても、事件の真相が明らかになった時点で過去に遡って、給与の自主返納する積もりなのだろうか。それとも、9月16日朝までには、事の真相を明らかにした上で、自らの処分を決めるのだろうか。多分、そのようなことは行わず、有耶無耶にして退散するのがオチだろう。接戦だった総選挙でカネを使い果たし、一銭でも無駄にしたくないと言う気持ちは分からなくもない。しかし、「立つ鳥跡を濁さず」と言う態度がないと自民党全体の支持は上がらないだろう。
 麻生太郎は、そのような事が無いように、最後の仕事として、金子一義の大臣罷免、国交相を総理が兼務する処置を行うべきだ。(No.2362)

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