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拉致問題にフットワークの無い日本

クリントン元米大統領が平壌到着、記者解放交渉へ
 【ソウル=前田泰広】北朝鮮の朝鮮中央通信は4日、米国のビル・クリントン元大統領(62)が同日、平壌に到着したと報じた。
 米朝関係に詳しい韓国の消息筋によると、クリントン氏は、北朝鮮に拘束されている米国人女性記者2人の解放交渉のため、チャーター機で北朝鮮に向かっていた。韓国・聯合ニュースによると、クリントン氏は同日午前10時48分(日本時間同)、平壌の順安空港に着いた。クリントン氏の訪朝は核問題を巡っても米朝交渉のきっかけになる可能性がある。
 この消息筋は「米国政府当局者は随行していない。個人資格で訪朝すると聞いている」としつつ、クリントン元大統領が金正日(キムジョンイル)総書記と会う可能性があると指摘した。同通信などによると、平壌の空港では楊亨燮(ヤンヒョンソプ)最高人民会議常任副委員長、金桂寛(キムケグァン)外務次官が出迎えた。
 一方、米国家安全保障会議(NSC)の当局者は本紙に米国時間3日夜、クリントン氏の訪朝について「コメントできない」と語った。
 ヒラリー・クリントン米国務長官は、核問題と切り離して女性記者解放交渉を進める意向を示していたが、元大統領の訪朝では、北朝鮮に核問題をめぐる6か国協議復帰を求め、北朝鮮問題の「包括的解決」を模索するオバマ米政権の方針を伝えると見られる。
 北朝鮮側は、記者解放を取引材料として核問題をめぐって自国に有利な形の米朝交渉を求めてくる可能性がある。北朝鮮は7月27日の外務省報道官の談話で、6か国協議以外に対話方式があると主張。申善虎(シンソンホ)国連大使も「我々はいつでも対話をする準備ができている」と述べ、米朝交渉を求めていた。
 北朝鮮は核開発疑惑で危機が高まった1994年6月、ビル・クリントン大統領(当時)の事実上の特使としてカーター元大統領の訪朝を受け入れた。これをきっかけに、両国の対話が再開し、軽水炉提供や将来の米朝関係正常化などを盛り込んだ94年10月の「米朝枠組み合意」調印につながった。
          ◇
 ◆米国人女性記者拘束事件=今年3月17日、米ケーブルテレビ局の米国人女性記者、ユナ・リーさん(韓国系)とローラ・リンさん(中国系)が中朝国境沿いの図們一帯を取材中、北朝鮮当局に拘束された。6月8日に「朝鮮民族敵対罪」と「不法国境出入罪」に問われ、懲役にあたる労働教化刑12年の判決を受けた。2人はその後も「刑務所」でなく、平壌の招待所などにいるとみられる。(以上(2009年8月4日13時12分読売新聞)より引用)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090804-OYT1T00312.htm

 オバマ政権は、北朝鮮による米国人女性記者拘束事件に対して、クリントン元大統領を平壌に送り込み、問題の解決を図ろうとしている。それに対して、我が国の「北朝鮮の拉致問題」の解決に向けた意欲の欠如に情けなくなる。拉致被害者家族会が、麻生太郎など相手にせずに、ブッシュ前大統領やオバマ大統領を頼らざるを得ない気持ちがよく分かる。
 今回の総選挙の自民党のマニフェストのキーワードは、「責任力」と「一貫性」と言っても良いだろう。これらのキーワードと政府の拉致被害者問題の取り組みとを重ねて見るとよく分かると思う。ます、「責任力」だが、安倍晋三以来何も進展しない日本政府の対応の何処に、麻生太郎のほざく「責任力」があるのか、麻生太郎は選挙戦を通じて説明すべきだと思う。「無責任力」とされた方が現実的な感じがする。また、「一貫性」と言えば、水面下で何をしているかは知らないが、安倍晋三以来、一貫して拉致問題を解決しようという気配さえ、政府・外務省は見せていない。悪い意味の「一貫性」が貫かれている。
 もし。麻生太郎が拉致問題に誠意を見せることができるとすれば、例えば、森喜朗元総理と薮中外務事務次官を片道切符で平壌に送り込み、問題が全て解決するまで、平壌に留置き、北朝鮮が嫌気を出して交渉のテーブルに乗るまで待つと言うのはどうだろうか。それぐらいのサプライズが無いと、いくらキーワードをほざいても空しく響くだけだ。(No.2330)

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