« 民主党派遣のことは考えぬ | トップページ | 美味い汁吸いたいだけで来るロシア »

結局は信頼のない警察署

警察鑑識、フィルムからデジカメに 改ざんできない新型
 警察庁は、事件捜査の証拠として裁判所に提出するために撮影してきた全国の警察のフィルムカメラについて、今年度中に新型のデジタルカメラに切り替える。デジタルは改ざんが可能だとしてフィルムカメラだけ使ってきたが、データの改変が出来ない新型の記憶媒体と専用のデジタルカメラが最近開発されたため導入することにした。
 09年度の警察庁補正予算案約1824億円のうちデジタルカメラなどの購入費として約45億円が盛り込まれた。年度内に全国約1200の警察署と警察本部の鑑識課などに計約7千台のデジタルカメラとプリンターなどを配置する。
 警察庁によると、全国の警察では現在、裁判所に提出される写真についてはすべて一眼レフのフィルムカメラで撮影してきた。90年代にデジタルが普及してからは捜査の過程でデジタルカメラを使うことはあるが、証拠写真を撮る鑑識の現場では、基本的にフィルムカメラだけを使ってきた。
 しかし昨年秋、上書きや改変ができない記憶媒体と改変不能な記憶媒体しか接続できないデジタルの一眼レフカメラを複数のメーカーが開発。検察庁と協議の上、新型のデジタルならば証拠能力が公判でも維持できると判断した。
 新型の記憶媒体では、容量が満杯になる度に別の記憶媒体に変更しなければいけない。フィルム代の数倍かかる見込みだが、フィルムの場合は現像費がかかるうえ、一眼のフィルムカメラは高額なものなどしかメーカーが作っていないこともあり、フィルムカメラでは今後の機種更新が難しい面があるという。(以上(朝日新聞2009年5月7日)より引用)
http://www.asahi.com/digital/av/TKY200905050160.html

 疑いついでに、デジタルカメラでデータの改変が出来ない新型の記憶媒体を使った証拠だが、記憶媒体そのものを裁判所に提出するのだろうか。と言うのは、これまでと同じように紙に打ち出して証拠として提出するのであれば、記憶媒体からデータをパソコンに読み取った上で、警察の都合の良いように改変してプリントアウトが可能だ。誰が、プリントアウトした物と記憶媒体内のデータと照合するのか決めなければ、いくら記憶媒体を改変できなくとも、データの改変できる。
 それほど警察のやることに信頼が無いのも、冤罪が絶えないのも全て警察という閉鎖された組織内で犯罪行為が行われるからだ。何よりも、被疑者の取り調べの全てを映像証拠として提出を拒否している警察だ。その理由として、『自白を引き出すには被疑者との人間関係の構築が不可欠だ』と言う訳の分からないことを警察は宣って前に進まない。警察がやましいことをやっていなければ、取り調べの全部を映像証拠として、提出しても問題ない筈だ。誰もが、刑事物のテレビドラマでの殴る、脅す、机をひっくり返す、カツ丼をおごる、等の行為が、現実の警察の中でも、日常茶飯事に行われていることを肯定していることを意味しているのではないか。
 実際に、無実の罪で取り調べを受けた人から聞いた話だが、長時間の取り調べが行われ、眠くなると顔にライトを近づけられて、頭がもうろうとした所で、「このようにしたんだろう」と脅迫されたとのことだ。私も、交通事故の調書作成時に、警官のストーリー以外のことを言うと「そんなことを言わなくても良い」と遮られた体験がある。
 警察組織が、江戸時代の目明かしから卒業しない限り、信頼は何をやっても得られないと私は考える。(No.2249)

|

« 民主党派遣のことは考えぬ | トップページ | 美味い汁吸いたいだけで来るロシア »

公務員」カテゴリの記事

川柳」カテゴリの記事

犯罪」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/178552/44932113

この記事へのトラックバック一覧です: 結局は信頼のない警察署:

« 民主党派遣のことは考えぬ | トップページ | 美味い汁吸いたいだけで来るロシア »