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酒気帯びは軽い罪だと裁判所

「酒気帯び運転で免職は妥当でない」三重県に取り消し命令
 酒気帯び運転を理由に懲戒免職となった三重県立志摩病院の元課長補佐級職員の男性(51)が、県を相手取り、処分の取り消しを求めた訴訟の判決が12日、津地裁であった。堀内照美裁判長は「懲戒免職はあまりに過酷。裁量権の乱用にあたる」などとして違法と認定、処分の取り消しを県に命じた。
 判決によると、男性は2007年7月、旅行先の横浜市内で、友人と大ジョッキ数杯のビールや焼酎の水割りを飲み、ホテルで約6時間の睡眠を取った後、車を運転。同市内での飲酒検知で呼気1リットルあたり0・2ミリ・グラムのアルコールが検出され、罰金20万6000円の略式命令を受けた。
 判決は、飲酒運転の悪質さは認めながらも、人事院や警察庁、他の自治体で、停職や減給など免職以外の処分を選択する基準を定めているところが相当数あるとし、「酒気帯び運転を常に免職とすることまで社会通念上妥当とはいえない」と指摘した。
 三重県は06年10月、処分基準を改正し、酒酔い運転や酒気帯び運転をした職員は原則免職と規定。裁判でも「飲酒運転への社会の評価は厳しくなっていて、公務員の秩序維持のためにも重い処分で臨む必要がある」と主張していた。(以上(2009年3月13日00時09分読売新聞)より引用)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090313-OYT1T00010.htm

 裁判官も公務員だから、酒気帯び運転での公務員の懲戒解雇を是認する判例を作りたくなかったようだ。いわゆる同類相哀れむだ。
 飲酒運転を撲滅するためには、酒気帯び運転でも懲戒解雇で職を失うという社会的制裁も必要だ。まして、三重県では懲戒解雇にすると規定まで作っている。それを知っていながら、破ってまで酒気帯び運転をしたのだから、懲戒解雇は当然のことだ。それに対して裁判所が否定することは、如何なものだろうか。いわゆる前例がないからという保守的な裁判だ。飲酒運転による事故を未然に防ぐには、飲酒後、これで運転すれば職がなくなるかも知れないという恐怖感を持たせることも必要だ。事故によって他人に迷惑をかけなかっただけであり、仮眠を取っても検挙されるだけ酒が残っていたのだから、飲酒事故を起こしたのと同じことだ。それとも、裁判所は、他人に危害を加えなかったからラッキーで、懲戒解雇は重いと考えているのだろうか。
 新しい社会規範を三重県が作ったことに対して、それに水を差すような判決を出した裁判長の人格を私は疑う。三重県は是非とも上告して、社会規範のしっかりした裁判官の下で成否をハッキリさせて欲しいものだ。(No.2195)

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