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心神喪失に酒は認めない

 覚せい剤所持・使用や不法残留、強盗致傷など10罪に問われたイラン国籍、名古屋市千種区上野、塗装工ジャムシッド・モハマディ被告(34)の判決公判が17日、岐阜地裁であり、田辺三保子裁判長は覚せい剤所持・使用と不法残留のみ有罪とし、懲役2年執行猶予4年(求刑懲役10年)を言い渡した。覚せい剤使用後に及んだ強盗などは「覚せい剤の影響で心神喪失の状態にあった」と無罪を言い渡した。
 ジャムシッド被告は06年6月6日、岐阜県海津市南濃町の国道で乗用車を運転中に対向車と衝突した後、自分の車を乗り捨てて他の車を次々奪ったとして、強盗容疑で県警に逮捕された。43分の間に、車の強奪や当て逃げを繰り返し、女性3人に重軽傷を負わせたとされるが、ジャムシッド被告は「何も覚えていない」と供述していた。
 判決によると、ジャムシッド被告は、同日の少なくとも約2カ月前から覚せい剤を摂取していた。公判では責任能力の有無が争点となり、弁護側は「覚せい剤使用によって心神喪失の状態だった」と指摘。検察側は完全責任能力を有していたと主張してきた。
(以上(朝日新聞2008年03月18日06時04分)より引用)

 覚せい剤を使ったことによる心神喪失と、病気による心神喪失とを同じ扱いにして良いのであろうか。前者は自分の責任において心神喪失となったのと、後者は自分の責任に寄らない病気によるものと明白な違いがある。このように、覚せい剤患者の犯罪が、心神喪失として無罪になるのはおかしいことだと思う。覚せい剤で心神喪失が認められるのであれば、危険運転致死傷罪のレベルを超えた泥酔状態でも心神喪失が認められなければならないはずだ。まして、飲酒は法律で禁じられていないのに対して、覚せい剤は法律で禁じられている。それなのに、刑罰では逆転しているのはおかしいことだ。
 この被告もそうだが、芸能人のバカ息子が大麻を使っても執行猶予で出てくるというおかしなこともある。今の日本には、大麻・覚せい剤が蔓延し、未成年にまでその毒牙にかけている。これを無くするには、現行犯でないと逮捕できない等の縛りを無くすると共に、持っただけで懲役十年以上、使ったら終身刑、売人は死刑ぐらいの刑罰が必要ではないかと私は思う。少なくとも、危険運転致死傷罪より軽い刑罰ではおかしいと思う。

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コメント

覚せい剤所持で罪になるから2重の重い刑罰ですね。
「人間やめますか?」の言葉通りなので、芸能人やらも10年位刑務所で治療・反省してから出てきて欲しい。都会の若者が多く犯され日本の将来が心配です。暴力団がらみもあり警察は甘いのでしょうか?

投稿: 梅津 | 2008年3月20日 (木) 08時45分

 少なくとも覚せい剤がらみの犯罪は、通常の複数犯罪で最高刑の1.5倍を適用するのはおかしいと思います。まして、心神喪失で無罪などというのは、言語同断だと思います。別途、覚せい剤と言うだけで、懲役20年として、それにプラスして越した犯罪の刑罰を加えるべきだと思います。

投稿: 獏眠 | 2008年3月20日 (木) 17時40分

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